2017年9月7日に平針のA2マルシェで旬の雑草講座を行わせてもらいました。

今回は7種の和菜カレーを作成して、料理も作り、講座も行いました。つむぎての名前で講座をするのはあまりないことでしたので、楽しい1日となりました。

今回の7種の和菜は以下になります。

つゆくさ
いぬびゆ
すべりひゆ
せいたかあわだちそう
しろざ
よめな
べにばなぼろぎく

べにばなぼろぎくだけは長久手の開墾地にはえてきて、ちょっと珍しい植物です。

火が燃えたあとの栄養素の多い土地を好むということで、長久手の少し焼けた場所から2年目に生えてきております。

草刈りをしていないときはそれほどみなかったので、燃えるだけではなく明るさも重要な要素だと今回わかりました。山のすそのに多いのも表土が流れてくる影響かもしれません。

名前はその名の通り、花が赤いのも由来の1つです。

和菜とは、雑草性の高い植物(雑草)を無農薬・無化学肥料でできるだけ人の手をかけずに栽培したものです。

雑草はとても土地の栄養素を吸って育ちます。肥料もあげずに、1mにも2mにも大きくなるのですから当然ですが土地の影響をとても敏感に受けるのです。そのため、雑草はいいものも悪いものもすって成長します。

例えば、重金属汚染がひどいところでは当然重金属が多く含まれた雑草が採取出来てしまうのです。

雑草が育つ土地はとても重要です。作物や野菜と同様にどのような土地で、どのように育ったか、それによりもちろん栄養素も変わってくるのです。

講座ではそれだけでなく、雑草から野菜への移り変わりなども話させてもらいました。

今回は、雑草の産地の食べ比べとして、つむぎての大府の畑と私の稲沢の畑での食べ比べもしてもらいました。大府はどちらかというと畑の土、稲沢は砂地ですので違いがわかるかと思い、今回はすべりひゆといぬびゆをだしてみした。

思いのほか味の違いがあるので参加者さんも面白がっていただきよかったです。

和菜カレ―、おかずの2種に入っているのはほとんどがつむぎての野菜を使っております。お茶も草草和菜茶と玄米茶をいれて、料理もお茶もおいしかったようでよかったです。料理はできるだけシンプルな味にしています。個々の食材がおいしいと実は手をかけなくてもよいといことを食材をたくさん扱うようになってわかったことです。

できるだけ旬の和菜をいれたので栄養素満点のものになったかと思います。

今回参加いただけた方はかなりまじめな方が多かったようで、メモをたくさん取っていましたが、雑草に興味を持ってもらえたならとてもよかったです。

雑草の雑貨。いつもしろざのボールペンの話をすると関心をもっていだきます。

それぞにストーリーがある雑草の雑貨。少しづつ増やせていければと思っております。

つむぎてでの雑草講座はこれからも行いますのでご関心のある方は、ぜひご参加下さい。

次回は11月頃を予定しています。