杁ノ洞に、素敵なお仲間が!!!

3月27日、突如現れた大きな竹組。

昨年、ここを開墾し始めた時、たくさんの刈草が出ました。

背丈以上もある草たちに覆われていた放棄地だったので、それはもうたくさんの刈草の山!

何か、活用の方法が無いのかな?って、いろんなことを考えていたときに、

愛長造園さんがとても素敵なアイデアを出してくださいました。

「草泊まり」という草のお家。

草泊まりとは、採草作業の期間中に、刈草でつくった小屋に野営することをいいます。昔は車がなく、採草地へ行くのに多くの時間と労力がかかっていたから、草泊まりで野営をして節約してたのだそうです。

昔の人々は、何日もかかって草を刈り干草を作るので、割り竹で骨組みし、ススキの屋根葺きの小屋を立て、生活用具を持ち込んで寝泊りしていたとか。

うぉぉ、なんて素敵な!!

去年から、日々、目にしては悩んでた刈草たち。何か活用を、と考える間にも、次の草たちはぐんぐんと育ってくるのです。

そのお話が出てから、草を刈ったり、刈った草たちを集めて運ぶのがとっても楽しくなりました。

そして、3月27日、とうとう骨組みが!!想像してたのより、数倍大きな骨組み!!

この8本の大きな骨組み、愛長造園の吉田さんがおひとりで建てていて。凄すぎ!!

0を1に出来る人って、心から尊敬します。描いたことを現実に出来る人って、本当に凄いと思う。

お味噌のお家を造ってくださった、きみどん、たぁこさん、マシャラさんも

放棄地の開墾に気持ちを添わせて共に取り組んでくださるみなさんも

ここに何も無い頃から、いろんなことを共に楽しんでくださる星野くんやまゆちゃん、きみちゃんたちも

耕運機のお家つくっちゃったり、やるぞと決めたら難なく造りこなすうちのメンバーも

みんな凄すぎだよ!!!

何かを造ったり生み出したりする術の無い私にとって、みんなが現実にすることって、とても素敵な魔法みたいなのです。

さて、「草泊まり」製作2日目。

命名「イリノ丸」!!

びっくりな大きさの骨組みが、徐々に組み上がっていきます。

骨組み完成!!

3日目、刈草を下から順番に被せていきます。

刈草たちは、ススキやセイタカ、ノイバラやヨモギやヨシとか、いろーんな草が交ざってます。なんか良い香り!

草たちを被せたら、竹を割って、

草たちを挟んで麻紐で縛っていきます。

外側と内側から、紐を通し合って縛っていきますよ。

下の段を一旦整えて、

3日目はここまで!

そして4日目、サクラワークス。のみなさんと、つばさのみなさんと一緒にお家づくり!

刈草を運ぶのって、結構大変なのです。意外と重たいの!笑

みんなが集めて運んでくださったおかげで、草寄せが早い♪

ここでみんなで一緒に、「造る」ってことに取り組むことが出来て、感無量でした。ここでのみんなとの取り組みはこれからもずっと続くことですが、最初の一歩が現実になったことが、とても嬉しかったのです。

みんなが運んでくださった草の中から、美しいオオミズアオ。

お天気も見守ってくださり、作業中は雨が止んで。

運んだ草を、足場に乗った吉田さんが上段に被せていきます。

落ちちゃわないかしらってはらはらなのですが、さすがの吉田さんは手際よくどんどん草を被せていきます。

あとちょっと!!

骨組みが埋まったー!!

中からはこんな感じ。

この日は、雨と晴れ間のタイミングが抜群で、骨組みに草を被せ終わった途端に強い雨が。

急遽、雨宿り。

めちゃ寛いでますね♪

この時、まだ完成前なのに、めっちゃ雨風凌げたの!!うぅぅ、凄い!!!嬉しい!!!

草の固定すらしてなかったのに、全然雨が入ってこないの。

そしてなんだか落ち着くのです。寝たくなっちゃうの(笑)

さて、最終日。

被せた草たちを竹で挟んでいきます。

わぁ♪形が整ってきた!!

ぐるっと竹を一周させて、麻紐でとめていきます。

草の間に麻紐を通すときに、最初は試行錯誤で手をズボっと通して縛ってたりしたのですが、穴が空いちゃうし、何か通しやすい道具がないかなーって考えて、、、

こちら!

板杼に麻紐を巻き付けてみました。

おぉ!良い感じ!

上の方の草たちもとめていきます。

この日は暑いくらいのお天気!イリノ丸に後光がさしてます♪笑

わーい!上まで全部とめれたよ!!

はみ出てる草たちとか、入り口辺りとかを手入れして、、、

見てーーー!!!

概ね出来た、イリノ丸!!!

雑草のお家だよ!!!

暗くなっちゃったけど、嬉しくって帰りしなに何度も振り向いて連写(笑)

周りには刈草のじゅうたん。

圃場のはしっこから見ると、なんか遠くに可愛いのが!!

てっぺんには竹のススキみたいなのが!吉田さんが一瞬で造っていてびっくり!!

まだまだ、完成では無いのですよ。とめがゆるいところを麻紐で縫ったり、草が薄いところを補強したり、入り口も必要だし、内装も!

ぜひご一緒に、「造る」ということを楽しんでみませんか♪

完成した暁には、私はここで、雑草カフェを開きたいと思います。お悩み相談室ですよ。笑

人生に悩んだら、お越しください。笑

雑草のお家で、雑草のお茶とか、雑草のピザとかご用意してお待ちしてます。あ、雑草酒も忘れてはいけませんね。きっと、あなたが悩んでることなんてどうでも良くなることうけあいです。

だってこのお家ね、なんだか安らぎを感じるのですよ。

以前、尊敬している先生が「いのちのうつしかえ」という表現をなさっていて、なんて美しい言葉なんだろうって感じたことがありました。

なんだか今回、その言葉に少し重なる部分を感じています。

放棄地に活きていた雑草たち。雑草と呼ばれ、邪魔物扱いされることが多い物たち。刈られて棄てられるはずだったその雑草たちが、こんなに素敵な建造物になった。

不思議ですね、いのちをうつしかえてもらえた物たちって、すごく安らぎや癒しを与えてくれるように思うんです。

物を活かすという、造り手さんの想い。

物に命が宿るってこういうことなのかなって。

「雑草も共に活きる場」を具現化くださった愛長造園さんに、心からの感謝を。

みんなで大切に、イリノ丸を育んでいきますね!

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