昨夜聞いてびっくりしたこと。

『平成が今年まで』

『来年は消費税10%』

『丸栄が閉店した』

だからみんな、『平成最後の夏』って言ってたんだ、、、。

平成最後の夏、終わっちゃったじゃん!必死で自然と戯れてる間に、いろんなことが起きてた。

昨夜は一度にいろんな情報を聞いて、どきどきしています。世間ズレにもほどがある。

もう少し、ちゃんと社会情報を知ろうとしなければいけないなと反省。恥ずかしすぎだ!!

夏は終わっちゃったけど、『平成最後の秋』を、目一杯楽しみたいと思います。

そうそう!先日星野くんが研いでくださった斧(詳しくはこちら)が、めっちゃ割れるようになってて凄くびっくり! 全く力いらないの!

割るのが楽しくなっちゃって、いろんなものを割ってます(笑)

各所の圃場で、藍のお花たちが次々に。

赤花小千本。

白花小上粉のお花も咲きました。可愛いなぁ♪

パクチーや人参たちが続々と芽吹き、

セージのお花や、花おくらも花盛り。

数珠玉にもお花。

食欲の秋。猪たちの大暴れが止みません。冬前にたくさん食べ物が欲しいみたい。彼らも必死。写真の土が見えてるところは、全部猪が掘ったところ。

彼らは本当に賢くて、草刈してあるところや耕運してあるところを真っ先に掘ってます。草が生えてるとこより掘りやすいのを分かってるんだろうな、と。草ボーボーにしてあるところは、獣道はあるけれど掘り返してはいない。

そして、よく掘り返しているのが、藍、なす、トマト、きゅうり、すいかのところ。あとは刈草を山にしてあるところ。

比較的掘り返していないのは、小豆と花おくらとバジルのところ。藍たちと混植してあっても、小豆と花おくらのところはほぼ掘り返していない。

この画像、左が小豆で、小豆の右真横に隣接して藍があったのですが、綺麗に一直線に、藍の部分だけ掘り返されてます。

あと、トマトとバジルを一株ずつ交互に定植していた畝と、小豆となすを交互に定植していた畝は、見事にトマトのとこと、なすのとこだけ掘り返してあります。異種の株間は狭くしてるから、こんな風に掘り返すの難しいだろうに。なんでこんな堀り方してるんだろう?根っこに寄る虫や微生物が違うのかな??

ただ単に掘りやすかっただけなのか、もしくは植物によって何かが違うのか。

あと、陸穂も無事です。一番掘り返しやすそうな、柔らかい土のところなのに。

草ボーボーにしてるから掘りにくいのかな。

この場所での、彼らの動きのクセや法則を見つけたくて、私も必死に観察です。

雨続きだと、なお彼らは降りてくるんだよなぁ、、、人の気配が少なくなるからってのもあるのかなと思い、雨の日に極力圃場へ行って雑草のお家を燻し続けています。

楠木で燻して、防虫と防腐。同時にあわび貝灰を焼いてます。

木灰と貝灰は、藍染の染液をつくるときに使うのです。

少量ずつですが、こつこつとつくって集めています。

あ!思い出したので書いておきます、今更ながらインスタグラム始めました(笑) 弊社のアカウントに、私も投稿出来るようになったのです♪ 動画とか上げていきますので、良かったら見てみていただけたら嬉しいです♪

つむぎてインスタグラム

燻してる間に時間があるので、蒅つくり用の小さな場所をつくりました。

三和土、土間つくりの方法を参考にして、圃場の土(色の違う二種の土)と圃場の刈草を少し混ぜて、とにかく叩いて叩いて叩いて。

こんな小さな場所をつくるだけだったのに、すっごく大変!

やりかけて、こりゃえらいこっちゃだと思ったのですが、途中からはもう意地(笑)

このちっちゃな土間で藍たちの一部を寝かせてみます。良い蒅がつくれるといいな。

というか、こんなことばっかりしてるから、世間ズレにもほどがある感じになっちゃうのかな(笑)

けれど、こういう時間に、なによりの贅沢を私は感じてしまうのです。

以前に何かで読んだ言葉、

『「贅沢」とは身の丈に合わない浪費の事ではない。自分に出来る精一杯の範囲で本物を知り、本物を教えてくれた人に感謝するのが「贅沢」』

本物を教えてくださる方々を身近に感じさせていただけるのって、本当に贅沢なことなのだなぁと。魅力を感じて興味が尽きず、夢中になってしまう所以です。

雨の日はクモの巣の雫が綺麗。

白と赤の彼岸花。

やる、といったことは、何かを消耗することでもあり、得るものは、かなり長い先に実ることなんだな、と最近感じています。

尊敬してやまない方からいただいたメールで、とても深く感じた言葉。

私も、「やる」と言ったからには、実るまでやり続けよう。