土用に入ってから突然、杁ノ洞のサルナシがググッと蔓を伸ばし出してくれました。
誘引棚を作ってあげなきゃいけないんだけど、材料買ってつくるのもなんだなぁと思い。取り急ぎ、その辺に落ちてる枝を見てみたら長いのがあったので応急処置。
あ、ロープが無いって気付いて、ふと、そういえば葛の蔓で籠が編めるって聞いたことがあるなって思い出して、ロープ代わりにしてみようと思い立ち。
わぁ葛って凄い勢い!なんかどんどん増えてる、、、
何本か蔓を切って、枝を結んでみました。
普通にロープみたいに使えた!これは便利。ロープ買わなくても良いじゃん!(笑)
しかし改めて画像見ると超適当だなぁ(笑)
時間に追われるとダメですねー。時間が無さすぎて焦って、なんという美しくない仕上がり(笑)もう一回綺麗に組んで結び直そう。
ハンモックのロープも付け替えました。
タグも付けたのー♪ ももまるちゃんの判子、大活躍!
リスボンレモンにニンニンゼミの幼虫。泥だらけでも美しいなぁ。
ほおずきが豊作。野良仕事の合間の楽しみです。
さて、日付が変わって8月2日。ちょうど4年前のこの時間、母と病院で眠れない時をすごしてました。
8月2日、母ががんの手術をした日。
なんだかつい最近のような、
すっごく昔のような。
母が同じ病にかかったことで、いろんな心境の変化があり、初めて自分の体の事を母に話せました。15年間隠してたこと。
母は、病の告知を受けた時、立ち合った私に何度も「誰にも言わないで」と言いました。私もずっと誰にも言えなかったから、その気持ちは苦しいほどに分かって。共感から話せた、隠してたこと。ある意味、4年前が1番母と近くなれてたのかもしれないなぁ。
長い間隠していたことを話せたあの時、同時に自分の中で大きな覚悟が生まれました。
今の活動の原動力にもなっている覚悟。なので今日は私にとってはちょっと特別な日です。
(母も私も病は完治しております。超元気ですので身体のことはご心配なく!)
下記は去年のこの日にFacebookに投稿した記事です。
少し加筆してこちらへも投稿させてください。
あの日、母の手術が終わるのを待つ間、病院でお友達になった方が、治療の副作用で起きる悩みについて聞かせてくださいました。
抗がん剤の副作用で髪が抜けてしまってとてもつらいこと、人毛のウィッグがとても高いこと。
そのお話がずっと心に残っていて、ヘアドネーションをしました。
JHDACは、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子供たちに、100%寄付された髪の毛を使って『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』を作り無償でプレゼントしている、日本で唯一の特定非営利活動法人。賛同美容院さんも増えてきています。
前回までは、髪が伸びる度に自分で切って自分でLocks of loveへ送っていました。
切ってJHDACへ送ってくださり、カット代も寄付してくださる美容院さんがあるなんて知らなくって。なのでいっつも伸ばしっぱなし、自分で切りっぱなしのズボラーマンで、女だというのに美容院ってこの十数年全然行ってなかったのです(笑)
この時お世話になった美容院さんは、綺麗に束ねて団体へ送付までしてくださり、カット代も全て寄付してくださいました。
技術で商売なさっている美容院さんが、技術を寄付し続けるって凄いことだと思います。
ヘアドネーションは自分で髪を切って海外へ送るというハードルの高さがありましたが、JHDACと賛同美容院さんのおかげで、実行しやすくなる方も増えてゆくかと感じます。
長い髪が不足していると聞いて、腰まで伸ばした髪の毛。
ばっさり。
この時お世話になった美容院さん、お店も、スタッフさんもとても素敵でした。
パンパスグラスがお洒落に活けてあって。パンパスグラス、開墾前の大府の畑で猛威をふるっていて(笑)大府の開墾時の強敵っぷりを思い出しました。
あの時は困った存在だったけれど、こうして活けてあると美しいなぁって。
もしね、長く伸びた髪の毛を切ろうかなーって時に、ふとヘアドネーションのことを思い出してくださる方がいたら良いなぁと思い、この文章を書いています。
JHDACの理念、「ウィッグなど身につけなくとも奇異な目で見られない社会を」。
本当は、そんな社会になったらとても素敵。
けれどとっても難しいから、まずは出来ることを。知るきっかけを。
◆31cm以上の髪はJHDACへ
http://www.jhdac.org
◆25cm以上、31cm未満の髪はLocks of loveへ
http://www.locksoflove.org
※6インチ(約15~16センチ)以上あれば受付てもらえます。10インチ以下の髪は販売され団体の活動資金となります。
コメントを残す