4月3日。株式会社マゼンダさんの入社式に、合同会社つむぎて一同参列させていただきました。
たいようの杜、大須賀理事長のご挨拶。あたたかく、ゆっくりと、伝わる言葉がとても素敵でした。
式には、もりびとさんたちも、
猫田さんも、
わんちゃんも、
みんな参列。
そして、バイオリンの演奏。途中、リクエストにより急遽、光るバイオリンにチェンジとなり。
その間、前田さんが急遽ご挨拶!
春らしく桜にちなんでのお話から、やはり雑草のお話しに。突然のことなのに、すらすらとお話しできるのってすごい!
そんな前田さんを、影から見守る竹田理事長(笑)
光るバイオリンは手作りとのこと!凄いなぁ!
様々な人がまぜこぜ、けれど、そこに様々に溶け込んでひとつの場に。
こういった場がとても好きです。なんだか、ここにいてもいいよ、と、包まれているような。あたたかい空間。
ベタベタしすぎず、構いすぎず、けれど、見守って、見守られて。
「難しく考えずに、誰もが人と一緒なら、想像できる願いは叶うし、楽しく生活できるのではないか、障がいや病気にかかわらず、そんなことがたくさんの人たちと一緒になることで実現する社会を目指せられたら、、、どんなに素晴らしいことかと夢を描きました。」
竹田理事長のブログに書いてある言葉。とても共感します。
人生は、良いも悪いもいろんなことがあります。いろんなことの中で複雑になる様々なこと。それでも、難しく考えずに、シンプルに。
人にしてもらって嬉しかったことを、自分も人にできるように。人にされて嫌だったことは、人にしないように。
一方的にではなく、お互いを想い合うということ。
困っていることがあるのなら、ひとりで頑張るのではなく、一緒に頑張ろうと言える気持ちを大切に。出来ること、出来ないこと、力量って様々。それでも、その気持ちを大切にしたい。
問題が起きたとしても、それによって深まることもたくさん。良いも、悪いも、成功も、失敗も、自身の捉え方次第。
桜がやっと咲きだしましたね。春、様々な新しい道がスタートする時。
入社式の後は、市役所裏の畑に駆けつけ!宝物の鎌とともに、にんにくの救済。
杁ノ洞の放棄地では、先日蒔いた亜麻仁や百日草が芽吹いてくれていました。植物たちも新スタートモード。
可愛いなぁ。
そして、先日、加藤さんと前田さんが植えてくださった果樹たち。無事芽吹きだしてくれました!
プルーンのスタンレイ。
白ゆすら梅。
大実さるなし。
リスボンレモンはちょっと元気が無くて心配。クレソンは無事根付いてくれました!
ここは湧水がわいています。カワニナがたくさん住んでいて、時期になるとホタルがでます。
けれど、私たちが管理させていただく圃場は放棄地となって長く、水の流れが滞り、土の状態がえらいこっちゃになっています。
重機が通れないので、加藤さんが手作業で溝を掘り、地道な作業で改善に向かわせています。
困難ばかりの場所であることは明確でも、傍観者ではいられない。時間がとてもかかったとしても。
きっついことばっかりだよねぇって笑い合いながら、自立しつつも気持ちを共感し合い、一緒に同じ方向を見て少しずつ互いの高め合いを続けられること。
それって凄く恵まれたことだなぁと、再実感。
遠回りでもいい、急がなくても、目標をしっかり定めて、芯をぶらさず道を外れなければ、必ず良い結果へと進む。
早く芽吹く植物、ゆっくり芽吹く植物。植物たちもそれぞれ、種が根を伸ばし芽をだし、成長を始める時期って様々。
全てが一緒じゃなくてもいいと、私は思うのです。様々に、けれど、一緒に。
一緒だと思えることが少しでもあると、人は安心を得られ、強さを得られます。
ただ、その安心と強さを自己都合だけで欲すると、何故か期待しすぎてコントロールを始めちゃう。
そうすると、バランスが崩れます。
私たちが、自然の摂理に極力反しないように植物を育てることが好きなのは、人と人との関係性にも通じる気付きをいただけるから。
自然の中の植物は、全てが一緒じゃないけれど、同じ場でバランスを取り合いながら一緒に生きてる。
「一緒」のニュアンスの違い、伝わるかなぁ。
そんなこんなを、鳥の声も、風の香りも春モードな畑で考えていました。
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