6月7日、念願のスタードーム造り!

本当は、6日にみんなで造る予定をしていたのですが、残念なことに雨模様。

形に残る素敵なものを杁ノ洞でみんなと一緒に造ってみたくて、何ヵ月かに渡って予定を組んだり合わせたり、色々と段取りし続けていたのですが、、、お天気には無力です。

この時期の雨は恵みの雨、種まきし芽吹き出した植物たちが喜ぶので雨は大好きだし降ってくれたら嬉しいのですが、すごく複雑な気分!笑

みんなで造れるのをすっごく楽しみにしていたので、やっぱりしゅーん。

せっかくみんなも予定してくれていたのになぁって、いっそうしゅーん。

みんな忙しいからまた予定合わせたりとか困難だし、どんどんしゅーん。

しゅーんとしてちょっとやさぐれていたら、スタードーム先生のうさぎや菜園あいちゃんが「とりあえず、いつかみんなで造る時用に見本造っておいたら?」とすっごく嬉しいことを言ってくださって。

急遽都合を合わせて、翌日7日の夕方に集合! 16時頃から始めて、タイムリミットは日暮れまで!

見本となるミニサイズとして、図面の65%であいちゃんが計算してくださって。

あいちゃんと吉田さんが事前に伐採しておいてくださった竹たち。

杁ノ洞の真竹が生えている場所は荒れてしまっているので、この竹たちを伐り出すのも一苦労なのです。

お二人は仕事が早いのですんなりと遂行してましたが、いやいや、凄すぎだよ!

さて、先ずは長い竹をこんな風に割ります。

割る風景の写真が撮れなかったので、この写真は以前の。先端に竹割器を打ち込んだら、一気に引いて割ります。

この、竹を割り進める時の音が、なんとも不思議で綺麗な音がします。なんと表現したら良いのか、なんか水っぽい綺麗な音。時期的に、水を上げてる竹だからなのかな?

割ったら、鉈で節を取ります。

星形に竹を組みます。

わぁもぅこの時点でテンション上がる!

見てー♪草のお家イリノ丸と星!

もうひとつ、小さい星形を組みます。

春香堂の小川さんも急遽来てくださって、一緒に組み立て!

ベースとなる円形に、星形のFS (フレームスター)、五角形のFP (フレームペンタゴン)を重ねて、ぐいっと持ち上げると、、、

わぁ♪ドーム状に!!

それぞれの箇所を借り留めしておいて、

微調整しつつ、最後のFSを組み込んでいきます。

全てを組み込むと、、、

星が出現!!きゃー!!すごい!!!

星出現、なにこれ、すっごい感動!!

借り留めを絞め直して、微調整して、入口を造って、完成!!

日暮れまでに完成したよー!すごい!

以前、図面見せていただいたり、模型とか、既に完成している実物とか見せていただいても、どう造るのかってなかなか現実的に想像出来なかったのです。

「造ってみたら分かるよ」って、農繁期で多忙な中、時間を割いてくださったあいちゃん。心から感謝です。

あいちゃんの言う通り、実際に造ってみたらすっごく楽しい!!

そして同じく多忙な中、道具準備してくださったり時間割いてくださった吉田さん、一緒に造ってくださった小川さん、本当にありがとう!!

杁ノ洞に、素敵な仲間が増えました。

あぁ、なんて可愛いの!!

建て終わって、荷物片付けたら真っ暗に。もう終わりの時期なのだけど、ヒメホタルたちが少しだけ姿を現してくれました。

いつもは大体ひとりで真っ暗になるまで作業してるので、ホタルたちの乱舞をひとりで楽しんでいて。初めて誰かと一緒に杁ノ洞のホタルを見ることが出来て、なんだかそれも嬉しかったです。

見本の一基が出来たので、次回は大きいドームをみんなで建てれたらいいなぁ。

そうそう、話は変わりますが、最近パソコンのご機嫌がすこぶる悪くて仕事するたびピリピリしちゃいます。
ガジェットって便利だから好きなんだけど、便利大前提だから、思い通りに動かないと、なんだか愛着よりも執着しちゃう。

それでね、愛着と執着の違いを最近よく考えるんです。利己的になってしまったらそれは執着?

愛着が執着に変わるきっかけってなんなんだろう?

愛着心と執着心、その感情が生まれるスタート地点は多分一緒なんじゃないかと思うの。

良いなと思って、たとえ自分の思い通りにならなくたって大切にし続けていけるのは愛着?
良いなと思ったのに、思い通りに進まないと苛立って躍起になり続けてしまうのは執着?

以前、そんなことを話合っていた時、
「思い通りに進まず苛立つのって利己的だから。それを想ってるつもりで、実際は自分のことしか考えれてなくて固執してる感情。それを執着と呼ぶんだよ」
って教えてもらってすごくしっくりきました。

恋と愛の違いみたいだね。俗に言う、下心があるのか真心があるのかの違いみたい。

と言ったら、「まさにその通り」と、ちょっと引くくらいお褒めいただきました笑

そうか、そうなのか、と、自分で例えといて戸惑っちゃった。

私がパソコンに苛立っちゃうのは、やっぱ完全に執着だなぁ。もう少し、愛着を持って接すれば、便利なままでいてくれるかな。うーん、そんなこと考えてる時点で利己的すぎだからダメかな笑

野良仕事する際の、お天気に対しても同じようなことが言えるのです。

いつまでに何をやっておかなきゃとか、これまでにこれをしておきたいのにとか、自分都合で決めたことに執着してると天気にまで苛立ってしまう。天気をよむという余裕さえ無くなってしまうのです。天気に苛立ったってしょうがないのにね。

雨が降るのに理由なんかないわけで。降るときは降るし、晴れるときは晴れる。野良仕事する人はそのタイミングに自分のリズムを自然に合わせて、出来ることをする。

晴耕雨読。今のような活動をしだして、一番心地好いなと感じることって、雨を恵みと感じられるようになったことです。

お猪口くらいの大きさしかない小さな心が、少しは広がったかなぁなんて思うのです笑

さてさて、最後にお知らせです。

楽しみにしていたドーム造りが雨で中止になった日、予定が急遽変更となったため、素敵なアトリエさんへのお野菜お届けに同行しました。

食のアトリエ「ゆいの森」さんには、素敵なものたちがいっぱい♪

わくわくする発酵物たち!

左からしろたまり、仕込んだばかりというお醤油、三年物のお醤油

お月さまが手の中に♪

そして、お話の流れで、素敵な会を催すことになりました♪嬉しい!!

しあわせ発酵ごはんの会です。

私たちが、長久手や大府にて、栽培にチャレンジしている藍。昔は薬草として親しまれてきた藍。

食としての藍も楽しんでいただけたらとずっと考えていて。大好きな久美先生にお料理していただけるなんてとっても嬉しい!!

雨で困ってしまうことも、困ったからこそ得られる嬉しさも。執着より愛着の心持ちでいると、様々なことが良き方へ流れるように感じます。

さてさてさて、今日は晴れ模様。今日という日がみなさんにとってより良き1日となりますように!

★しあわせ発酵ごはんの会の詳細は下記をご参考ください。

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しあわせ発酵ごはん♪ 食のアトリエ「ゆいの森」さんとのコラボイベントです♪

午前中は、藍の生葉のたたき染めWSと、自然栽培のお話。
WS後は、食のアトリエ「ゆいの森」主宰の久美先生がお料理くださる、自然栽培の夏野菜と藍を使った発酵ごはんでランチタイム。

昔は薬草として親しまれてきた藍。昔の人々は、藍の薬効をごく自然に食生活へと役立てていたのだそうです。

薬がなかった時代に身体を元気にしてくれていた植物たちのちから。
生命力溢れる自然栽培の夏野菜と共に、食としての藍のちからを美味しく体感してみませんか?

食のアトリエ「ゆいの森」さんとの初コラボ記念として、自然栽培野菜のお土産もご用意します♪

【日時】2018年8月27日(月)10:30~
WS 10:30~12:00、お昼ごはん 12:00~13:30

【場所】食のアトリエ「ゆいの森」
https://www.facebook.com/yuinomori2017/
〒 461-0022 愛知県名古屋市東区東大曽根町34- 12 第二厚進マンション203

【WS、自然栽培のお話】合同会社つむぎて 清佳、杉山
知恵を紡ぐ、想いを紡ぐ、笑顔を紡ぐ。自然に寄り添い、その地を活かして、栽培につなげる。その地に在るもの以外は与えず、お野菜たちの成長に手を添えています。栽培者の目線から、植物たちのちからをお伝えします。

【発酵料理人】食のアトリエ「ゆいの森」主宰 古澤久美さん
(発酵ライフアドバイザープロフェッショナル、マクロビオティックリマクッキングスクール師範科卒、発酵食スペシャリスト、ウエダ家自然発酵研究マスター、白神酵母パン講師認定、野菜ソムリエ、NPO日本食育インストラクター、マクロビオティック松本塾師範科卒、)

ゆいの森のめざすこと。ヒトも自然の一員、だから口にするものも、自然界の微生物や季節に寄り添うものであるよう心がけています。 季節の野菜と愛知の伝統醸造調味料や自家製発酵食品を使い、発酵というエッセンスもプラスさせています。 身体にも心にも優しいごはんをお作りします。

【参加費】4000円(ランチ、お土産付き)
WSでは、コットン100%のハンカチに朝採りの藍葉でたたき染めをします。WS材料代、自然栽培野菜のお土産、ランチ代全て込みです。

【定員】15名
※先着順にて受付させていただきます。

【お申し込み】Facebookイベントページからお申し込みください。
https://www.facebook.com/events/212395846229439/?ti=cl

もしくは、
hello@tsumugite.jp へ、お名前ご連絡先明記の上、「8月27日参加希望」と添えてメール送信お願いいたします。

★直前でのキャンセルはお控えいただけますようお願いいたします。食材を無駄にしないためにも、どうかお心添えのほどよろしくお願いいたします。