てんとう虫すら嫌いだし触るの嫌だと言っていた彼女が、とても嬉しそうに、指にとまったてんとう虫を見せてくれた。畑ってすごい。

「また畑に来たいです」って何回も。なんか泣けてきちゃった。
雨予報だったのが晴れた。一緒に種を蒔いたえごまが、実習最終日に芽を出してくれた。

自然の尊さ、優しさ、厳しさを一緒に感じることは、どんな言葉を伝えるよりも深く響くなぁって改めて思う。

この数日間が、彼女の人生の種の糧に少しでもなりますように。