芽が出たよーっ!

ハトにも負けず、チガヤにも負けず。

先日みんなで蒔いた大豆たちが出芽!きゃー可愛いっ!

黒千石も!

小豆も!あぁもう可愛い!

いやー、実は種蒔きしてから、毎日ハラハラでした!

なぜならば鳩たちがね、、、

分かります? 大豆たちの畝に、めっちゃ鳩たちが(笑)

近づいても逃げもせず、何かを食べ続ける鳩たち(笑)蒔いてから、いつも団体さん御一行で畑にいらっしゃいまして。

耕運した後に出てきたり寄ってきたりする虫たちを食べに来てくれてるなら良いのですが、みんなで蒔いた大豆たちを食べられちゃったら一大事!

ちょっとぉー!お願いだから豆は食べんといて!って、お願いし続けて、、、

土の中で水分含んで柔らかくなった種が大好物の鳩やカラスたち。食べやすくて美味しいってのをよく知ってるなぁ。

どうなるかなぁ、食べ尽くされちゃったらどうしようってもう毎日ハラハラ!

今日観察してたら、出芽した子葉を食べようとして、美味しくなくてやめたんだなっていう形跡がいくつか。子葉が取れちゃってるんだけど、食べてなくて落ちてるから、出芽して地上に出て緑がかってきた子葉は、鳩たちにとっては美味しく無いんだろうな。

豆たちも、その時期に食べ尽くされちゃったら、生き残れなくて困るはず。食べ尽くされる前に成長して、鳥たちが食べたくなくなる成分を子葉に作るんだろうなぁ。ここまで成長すれば、鳥たちに食べられる心配は大分減ります。

 

しかしお次の問題はチガヤ。写真ピンぼけですが、分かります?

周りに直立してるチガヤたち。あれだけ根っこを取ったというのに、あっという間にまた超元気に成長してきてる。

いやー、生命力強すぎ(笑)このチガヤの生命力を何かに使えないものだろうか、、、

もうこの畝は、大豆とチガヤを育てている畝としよう。そうしよう。

チガヤはサトウキビと近縁で、若い穂は甘いんだって。昔は子どもがおやつにしてたとか。地下茎の新芽も食用になるみたい。

現在のちまきは笹の葉が使われるけど、本来はチガヤに巻いた「茅(ち)巻き」で、それが名前の由来とか。

花穂を乾燥させたものは強壮剤で、根茎は利尿剤に。茎葉は茅葺屋根とか梱包材に、穂は火口に。って、昔の人々の、植物を無駄なく活用する方法って、ほんと凄い。

厄介な植物って思うと、凄く困るし駆除に躍起になるけど、活用法を知ると、とたんに可愛い草に見えてくる(笑)

ただ単に草刈りするのか、活用するために収穫するって考えるのか。その違いはでかいなぁ。

亜麻仁たちも、チガヤと共生してます。亜麻仁の丈が全然伸びないから、やっぱチガヤのが強いんかなぁって観察してたら、危機感からか、凄くしっかりした種をたくさん実らせてくれました。

植物同士の共生。そこから少し分けていただく実りが私はとても好きなのですが、問題は何をどう育ててるのか、ぱっと見よく分からなくて畑に見えないんだよなぁ(笑)

そうそう!レタスのお花が咲きました。ちびくて可愛い。

食用ほおずきも、ちっこいながら美味しい実を実らせてくれています。こっくりした甘さで美味しいの!

自然に落ちた実を食べるのが一番美味しい。野良仕事の合間の楽しみです。

畑には今日もみつばちたちがたくさん。どこから来てるのかなー?

 

やっぱり、シロツメクサが好きみたい。

長久手の畑は、今、小さな白いお花がいろいろ。ミントのお花。ヒメジョオンのお花。

キャットニップのお花。

小鮒草も無事に根付きました。

今年は長久手と西尾で、だいたい同じ日もしくは2-3日違いで、同じ植物の種を蒔いて成長の違いを見ているのですが、成長過程が全然違ってびっくりします。土と環境って大事。その辺りもまた書けたらいいな。